--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2006.03.10

泣かぬなら、泣かして見せよう・・・

 僕は、映画や小説を見たり読んだりして、泣く事がない。実生活では、たまに泣かされたりもするので、生理的に泣けないわけではなく、フィクションと現実の間に明確なラインが僕の中にあるのだと思う。

 もちろん、フィクションなんて、うそっぱちだよって見下しているわけではない。誰かが言っていたように、事実は真実ではないかもしれないし、真実は事実でないかもしれない訳で、フィクションの中にしかない真実を僕は信じている。ただ、感情移入の仕方が、事実とフィクションで少しだけ違うという話だ(僕にとっては)。

 でも映画で、もう少しで泣きそうになったのは「火垂るの墓」だった。これは、やばかった、あと一歩誤ったら泣いていたところだった。

 小説でも、「アルジャーノに花束を」の最後の場面で、ぎりぎりのところまで来た。僕は、涙腺との必死の格闘のすえ、なんとかそれを押さえ込む事が出来た。

 ただ、正直に言うと、一度だけ本を読んで号泣したことがある。中学生の時だ。それは、「怒りの葡萄」でも、「グレート・ギャツビー」でもなく、僕の人生で絶対に二度と読み返すことがないライト・ノベルの「銀河英雄伝説」だった。キルヒアイスが死んでしまったとき、あまりの悲しさにボロボロと涙がこぼれてしまった。「恥が多いほど人生は長くなる」と、中島らも氏は言っていたが、まさにその通りである。


スポンサーサイト

Posted at 10:25 | 未分類 | COM(2) | TB(0) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。